Are-view - 商品購入レビュー

日常で購入した商品を簡単にレビューしていきます

エレコムTK-VK720ALWH レビュー ラピッドトリガー対応 ロープロファイル キーボード

TK-VK720ALWH

エレコムの75%TKLサイズでラピッドトリガー対応のロープロファイルキーボード ELECOM TK-VK720ALWH を購入しましたので現在所持しているREALFORCE GX1 30g TKL X1UC13と比較しレビューしていきます。

 

外見、形状

TK-VK720ALWH

ライティングON。白のキーキャップにシルバーのバックプレートでライティングも綺麗です。

TK-VK720ALWH

キースイッチの着脱が可能なホットスワップ対応のスイッチとPBTキーキャップ、キーキャップの触り心地はザラザラやツルツルでもなく程よくサラサラしてます。
自分はスイッチやキーキャップを変更する予定は無いのですがロープロファイルなので互換品を探すのは苦労しそう。

TK-VK720ALWH

右上にはボリュームなどの変更に便利なスクロールホイール付きのスイッチとUSBポートが有ります。自分はマウスの無線ドングルを刺して使ってます。

付属品

付属品のキーの取り外し工具とロングスペースバーとそれを交換するためのドライバー付きです。
ロングスペースバーは人によっては需要が有りそうなので好きに変更できるのはとても良いと思います。

REALFORCE GX1と外見、サイズ比較

GX1と比較

91キーテンキーレスのGX1(横幅365mm)と85キー+1キー(デフォルトでミュート)の75%サイズのVK720AL(横幅325mm)。VK720ALは4cm横幅が短くなってます。
VK720ALはInsert、ScrollLock、PauseBreak、Home、End、かなキーが無いです。
Home、End以外自分は使う機会が無かったのでこのキー配置とサイズはありがたい。

GX1と比較

縦幅はどちらも143mmと変わらず。特にデメリットも無いので良いのですがVK720ALは上のスペースが目立つのでもう少し短く出来たのではと思ってしまいますね。

GX1と比較
GX1と比較

基板の厚さはどちらも1.2~1.3mm程度ですがロープロファイルでキースイッチが低い。
1.2~1.3mm程度の差でも長時間ゲームをした時の疲れが全然違いました。
VK720ALは3段階の角度調節もできるので好みのポジションで使用できます。(GX1は2段階)

TK-VK720ALとREALFORCE GX1の機能、性能

ラピッドトリガー

ソフトウェア
ソフトウェア

最近のゲーミングキーボードでは外せないぐらいの機能のラピッドトリガー
どちらも0.1mm単位でアクチュエーションポイントON、OFFの変更が可能
GX1は各種キー個別で好きに変更できるが、VK720ALは全キー1括+20キーのみ好きに変更できる。

大きく違う機能面としてはGX1はWASD移動で便利な後入力、先入力優先などができるKill Switch機能があります。
VK720ALには1つのキーに2つの機能を割り当てれる2ndアクションという機能があります。
キー割当はどちらも自由度高く好きに割り当てられます。VK720ALはマウスの機能を割り当てることが可能。

ライティング

ソフトウェア

VK720ALはウェーブ、ドリフト、点滅、単色、回転、順番に変色が全体のエフェクト。
指定キーのみ、または押したキーのみの設定でアクチュエーションに連動、レーザー、スプラッシュなどのエフェクトをかける事ができます。
但し全体をライティングした状態で押したキーのみエフェクトを掛けるのが出来ないのと、エフェクトの速度を低にしてもそこそこ早めに感じたり、明るさも変更できないのでライティング機能は残念。
アップデートで対応可能なら改善して欲しい所。

ただ個人的に便利だと思ったのはアクチュエーションに連動の設定。視覚と触覚でどれだけ押したらキーがON、OFF、底打ちになるか確認することができるのでラピッドトリガー機能の調整に役立つ。

GX1は全体にエフェクトをしつつ個別キーを押した状態にもエフェクトをかける事ができ、明るさも変更が可能でライティングのカスタムの自由度はVK720ALよりも高い。

打鍵感の違い

GX1は以前使用していたREALFORCE SA R2よりもカシャカシャ音があって自分が思っていたREALFORCEの高級感とは違いましたが、VK720ALは内部にシリコン吸音パッド2枚、スポンジ吸音シート1枚が入ってい るらしく、スコスコとそれなりの静音で基板のブレも感じずロープロファイルでもREALFORCE SA R2に少し近い高級感のある打鍵感で凄く良い感じです。

総評

VK720Aは1ヶ月少し、GX1は1年使用しましたが今の所不具合などは全く無くどちらもとても良い製品だと思います。
VK720ALの不満点はライティング機能だけ。

遅延や反応速度は自分レベルでは体感出来ず問題なく使用出来ています。
VK720ALはロープロファイルのおかげで同じポジションでFPSなどを長時間プレイしても手首、指の疲れが減り購入して良かったと思います。

価格

2024年3月時点でアマゾンではELECOM TK-VK720ALWHが32900円(セール時29680円)
REALFORCE GX1 X1UC13が33000円(セール時28050円)とほぼ変わらず。

キーボードとしてはそれなりの価格がしますがロープロファイルでラピッドトリガー対応のキーボードはまだまだ少ないのでそういった機能が欲しい方はVK720ALは十分に選ぶ価値の有るキーボードだと思います。

ロープロファイルではない標準サイズなら他にもいろんな選択肢がありますが、同機能のELECOM TK-VK720Aもオススメですし、最近発売されたGX1のホワイトモデルや押下圧45gですがGX1から打鍵感が改善されたとのレビューを見かけるGX1の限定?コラボモデルREALFORCE GX1 X1UCM1 KB0771 【初音ミク コラボモデル 】も有るようです。